建築工事業(建築一式工事)
建築工事業とは
主な内容
原則として元請業者の立場で総合的な企画、指導、調整の下に建築物を建設(補修、改造又は解体)する工事であり、複数の下請業者によって施工される大規模かつ複雑な工事です。
例えば、一般に「リフォーム工事」といわれる工事の多くは専門工事(内装仕上工事など)に区分されますが、建築確認を要する増改築など、大規模なリフォーム工事では、建築一式工事に区分される場合もあります。
建築工事業の例
住宅等の新築工事、建築確認を要する規模の増改築工事、大規模建築物(ビル・ショッピングモール等)の解体工事
建築工事業と他の業種との違い
ビルの外壁に固定された避難階段を設置する工事は『消防施設工事』ではなく、建築物の躯体の一部の工事として『建築一式工事』又は『鋼構造物工事』に該当します。
建築工事業の要件を満たす主な資格
【建設業法(技術検定)】
・1級建築施工管理技士
・2級建築施工管理技士(建築)
【建築士法】
・1級建築士
・2級建築士
【その他】
・高校の所定学科(下記)を卒業後5年間建築工事業に関する実務経験
・大学の所定学科(下記)を卒業後3年間の建築工事業に関する実務経験
・建築工事業に関する実務経験10年
*建築工事業に該当する所定学科
・建築学に関する学科
・都市工学に関する学科